こんにちは、かぶっちです。
株式投資をする際は余剰資金で行うのが好ましいとされています。
つまり投資に費やす資金とは別に、自身の生活を守るための生活防衛資金を作っておけということです。
今回は生活防衛資金についての記事です。
全資金を投資に回すのはリスク大
個人投資家としては可能な限りの資金を株式投資に回したいという気持ちはあるのですが、流石に危険過ぎます。
例えば株価が暴落した場面で全資金を株にしていると、急な出費(冠婚葬祭・医療費・事故・被災等)に対応できなくなります。
最悪の場合、底値で株を手放すことにもなるでしょう。
また株は現金化するのに3~4営業日の時間を要し、手元に現金がすぐに必要な時にはどうしようもなくなってしまいます。
他にも精神的な面でデメリットがあります。
全資金を株に回していることで精神的な負荷が大きくなり、毎日の株価の変動に振り回されるなど日常生活に支障をきたす恐れがあるのです。
生活防衛資金
そこで生活防衛資金が重要になってきます。
生活防衛資金の定義について調べてみると「収入が途絶えたり株価が暴落したりなど、万が一の事態が起きたときに備えた資金」とのことでした。
人生何があるかわかりませんし、備えあれば憂いなしですね。
いくら貯めるのか?
これについては3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月分の生活費(もしくは給料分)という説や、100万円や500万円という説もあります。
年齢・職業・家族構成等で変わってくるので絶対的な正解はないはずです。
私の場合は独身・年齢20代で実家が持家であること等を考慮すると、そこまで多くの金額は必要ないと考えています。
とりあえず120万円ほどの生活防衛資金を作り、余剰金は株式投資に回す方針にしています。
目標金額達成まで投資はしない?
生活防衛資金が重要なのは理解できますが、目標金額になるまで資金を投資に回してはいけないのでしょうか。
私はそうは思いません。
株式投資は実際に売買を経験することで上達していきます。
さらに時間をかけた方が大きい利益を期待できる性質もあり、これらを放棄するのは得策ではないからです。
私は生活防衛資金の最初の目標を100万円と設定したのですが、同時に株式投資も開始して入金もしていました。
毎月どちらも少しずつではありますが確実に貯めていったのです。
次は生活防衛資金300万を目標にしながら、株式投資も頑張っています。
長く生き残るために
株式投資で最重要なのは目先の勝ち負けではなく「とにかく市場で生き残る」というのは、著名な本で頻繁に述べられていますし有名な投資家さん達も口を揃えて言っていることです。
そのための有力な対策のひとつが生活防衛資金であり、長く生き残って大きな利益を得るチャンスに巡り会いたいですね。