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かぶっちの株式投資成長記

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持株会の恩恵は大きいのか?

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こんにちは、かぶっちです。
持株会という制度をご存じでしょうか。
上場企業の9割以上が実施していて、社員の福利厚生として扱われています。
私が勤めている企業でも持株会制度があり、入社時の説明会で加入を強く勧められたこともあります。
今回は持株会についての記事を書いてみました。

持株会って何?

従業員持株会とも言い、働いている社員が自分の会社や親会社の株を定期的に購入するのを支援する制度のことです。
給与や賞与から一定額を天引きされていきます。
個人名義で株を購入するのではなく、皆のお金を一カ所に集めて「持株会」という名義で一括で購入するのです。
そして持株会に支払った額に応じて個々人に株式を振り分けます。

持株会のメリット

我々従業員側が持株会に加入するメリットとしては、下記が主な項目です。

  • 奨励金が支給される
  • 少数金額で投資ができる
  • 配当金が貰える
  • 従業員の働くモチベーションアップ
  • 財産形成が無意識にできる

とはいえ個人的には実質のメリットは奨励金だけかなと思っています。
奨励金の割合は会社によってまちまちで、平均で7~8%ほどらしいですね。
私の勤務先は約10%ほどなので平均よりも高く貰えていることになります。
会社によっては100%の支給という凄まじいところもあるみたいですね。

持株会のデメリット

もちろんデメリットもあります。

  • 売却が自由にできない(インサイダー取引規制)
  • リスクの集中(給与と資産が同じ会社依存)
  • 株主優待が貰えない

中でも売買が自由にできないのが相当辛いので、私は持株会への積立額はあまり多くありません。
会社にもよっては持株を売却すると査定に響き、最悪の場合は出世コースから外されるなんて噂も・・・・。

奨励金と配当金を重視

私の考えでは奨励金が多く出て、高配当の企業だったら持株会のメリットを大きく生かせると思います。
株価が上がってもキャピタルゲインを取りに行きにくいからです。
逆に配当金が高い株は相性が良く、減配・倒産の可能性が低い大企業なら最高ですね!
私の勤め先は残念ながら配当金はそこまで高くなかったです(笑)

会社としては加入してほしい

従業員の福利厚生として扱われていますが、当然企業側も奨励金を捻出するだけのメリットがあるから持株会をやっているのです。

  • 安定株主の確保(株価対策・敵対的買収の防止)
  • 資金調達
  • 従業員の忠誠心を高める

上場企業の9割以上が持株会制度を導入している理由がわかりますね。

持株会の利用は慎重に

私はそこまで積極的に入金するつもりはなく、他の個別株や投資信託等に資金を回しています。
同僚には加入していない人から毎月限度額まで入金している人まで様々です。
持株会の利用はメリット・デメリットをしっかりと理解した上で慎重にしましょう。

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